ホテル・リッツ

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと

ホテルリッツと言えば、高級ホテルですよね。
知ったのは結婚式2次会場探しの時で、偶然立ち寄ったレストランラウンジがリッツ経営だったのがキッカケ。
それまでは高級ホテルといえば帝国ホテルぐらいしか知らなかった。
レストランでは入り口受付に黒いスーツの美人日本人女性が立っていたこともあり、なにやら只ならぬ雰囲気があったんですが、2次会会場を探していることを話したら、喜んで案内をしてくれました。
そして、呼んで来た支配人はデカイ黒人とかww
ちょwwwおまwwwとか言う間もなく流暢な日本語で中に通されると、高級ビルワンフロアをふんだんに使った広いラウンジ。
しかも、外人さんいぱーいwwすれ違う従業員もほとんど外人さん。
この時点で俺はビビリまくっているわけですが、カミ様(嫁さん)は「すごーい」って感動しているのですよ。流石、女は違うと思った瞬間。
ただでさえ目立つ支配人が奥に案内するとあって、他のお客さんやら従業員は勘違いをしたのか、皆俺達を注目し、挨拶してくるわけです。勿論こんなことになるとは思ってもいないので普段着でだから、一様に変にも思われていたと思いますよww
当の支配人は、設備の話をしてくれたり、シェフを紹介してくれたりwwSONNANOいらんYOwwモウカエリタイってなってたw
それで一折の案内が終わったあと、呼ぶ人数と予算を聞かれた。
特に予算を5K円ぐらいでって話したら、明らかにうろたえていたのを覚えてるよ。たぶん心の中では「ちょww5kってwwwシャンパン一杯飲んだら終わっちまうYO」とでも思ってたんでしょ。でも自分が焦ったことを、俺達にも悟られたことを知ったのか、シェフに相談すればなんとかなると思いますから、また追って連絡します的なことを言われた。俺はやっとアウェーから解放された気分になり、「店を出た瞬間「TOKYOこえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」って思った。
隣にいるカミ様は明らかに場違いなのはわかった上で、知らない世界味わったことに感動していた。♀はすげーね。
まぁ、後日1ヵ月後?ぐらいだったかな、明らかにあの時の黒人支配人だと思うが、携帯に電話があった。もち、2次会にここは絶対にねぇよ。って思ってたのもあり、他の会場で決めていたので、全然忘れていたんです。電話主はすげー片言だったので、最初全然わからなかったんですが、料理とか時間とかの話だったからピーンと来て、すかさず他で決まった旨を伝えました。向こうで、凄い安堵らしき声が上がっていたので、きっと困っていたのかもね。

って、前置き永くなったけど、この本読んだ後にあの時の情景を客観的にみるとたまらなく面白い。
この本は、前にそんなことがあったんでどれほどのホテルか知りたくて手にとったら結構面白かったけど、購入するの忘れてて、たまたま近くのブックオフにあったので買いました。
サービス業態でも上流階層で働く人たちの話は、他のどの業態でも通じるものがあるかと。サクッと読めて結構おもしろいですよ。