価値ある呑み会

先日、会社の同僚と一緒にうちの元取締役の紹介で他メーカーの製造技術者とご一緒させてもらったんですが、74歳にしてiphonを思うがままに使っていました。たぶん自慢したいのがメインで言うほど使いこなせてはいないとは思いますが、その経歴から来る経験とは別に持ち合わせる好奇心にすごい魅力を感じました。年齢から察するに当時の高等学校卒というのは現在のところの大学卒以上と同等なのかと思いますが、その道の技術としてはすごい物を持っている方です。本人曰く、現象としては他の人に負けない知識を持っているが、現象の根拠となる論理的裏付けはてんで駄目だとおっしゃってました。74歳でも今は4社の顧問をしていて、その技術を教えているようです。その方は、岐阜の高山出身らしくこの前旅行で訪れたことでも話が盛り上がりました。また、愛読書が島崎藤村らしく、「破戒」は一読すべきと教えられました。

破戒 (新潮文庫)

破戒 (新潮文庫)

ウィキペディアからの受け売りですが、島崎藤村は長野県(現岐阜県)の中津川出身で、明治から昭和初期の作家だということです。当初は教師の傍ら詩を書いており、のちに小説家となったようです。「破戒」は当時島崎藤村自費出版したのもが、売れて出版社が版権を買い取ったようです。
夏目漱石も高評価である作品であり、私の周りでは全く感じませんが日本古来からの差別問題となる部落差別を題材とした作品のようです。最近はビジネス書や技術書ばかり読んでいたので、小説にもかなり興味がわいております。
そういえば、カミ様の実家に近い小諸市中棚荘という一軒旅館があり、小諸に住んでいた頃は、そこの温泉に足しげく通った場所がありました。
さ来週にでも一度現場を見せてくれるというので、お言葉に甘えて参加させていただこうと思っております。
こういう経験は仕事以外では、コネがないと絶対無理なのでいい経験になるかと思います。