ゆうちょ銀行


おとといの大雪から、あんまり会社に行く気もなかったし、代休があったので使って昨日は休養をとりました。
そこで、実家で荷物整理をしているときに見つかった古い通帳を解約しに郵便局に行きました。解約自体はものの15分ぐらいで終わってしまいました。
久しぶりに平日の郵便局に行きましたが、主婦と老人ですごいですね。
というか、老人がATMを使いこなせていなく、一人当たり5分ぐらい時間がかかってます。ATMは2台しかないので、運悪く老人二人になるともう長蛇の列です。
銀行であれば、常にスタッフが常駐しているのですが、郵便局にはそういうシステムがないです。
たぶん、今年金を受け取っている世代のほとんどは、公的なバックがあった郵便局に絶大な信頼を抱き、ほとんどの老人は年金の受取を郵便局の口座でやっていると思われます。
小泉政権時に郵政民営化を行い郵便局の銀行業務はゆうちょ銀行に分社化し、競争力を増しコスト削減を図ったようですが、末端のサービスに於いては、まだ行き届いていない部分が多く、民間の銀行には及んでいない気がします。
その後にも、お金を今のメインバンクからネット銀行へ送金する為、メインバンクにも行きましたが、店内もきれいで明るいし、困っているとすぐにスタッフが声を掛けてくれます。
サービスが悪い。公的なバックがない。となれば、数年後には他社に負けてしまうかと思います。
そう考えると、ゆうちょ銀行をメインとしている人にとって、あの時圧倒的な国民の信頼を得ていた小泉改革は間違っていたようにも思えますが、逆に長い目でみて、競争力のないゆうちょ銀行業務は消えてしまった方が、財政には影響がないのかもしれません。
そこまでを見越して改革を行ったのかは定かではありませんが。